三菱TDターボのことなら boost magic へ!!

前回の三菱重工(MHIET)製のTDターボつながりでもう少しTDターボのチューニングポテンシャルを探ってみましょう。

TDターボは伝統的にタービンホイールは12枚翼のストレートラジアル形状である。これはこれで良い面は多々あるのだが、これもさすがに新鮮味に欠けてきた感はある。そこで調査してみると色々と有ります。例えばTD06Hの11枚翼は一部のTDマニアの間では以前より性能が良いと話題になることがありましたが、その仕様は翼枚数を1枚減らし、さらにブレード形状を回転後方に湾曲させることで低回転域のレスポンスを犠牲にすることなく高回転域での排圧低減を両立させた画期的なタービンホイールである。嬉しいことにタービンハウジングは普通のTD06H用がそのまま使えるのだ。TD06にはL2と呼ばれる11枚翼があるが、ホイール外径が小さいためハイパワーにはやや役不足である。さらに近年ではL2に近いサイズでTF06という9枚翼のタービンホイールがあるが、肉厚が厚くて重たいので9枚翼のメリットが生かせていないと感じる。また余り知られていないが11枚翼はTD05HやTD04Hにも存在し、タービンハウジングを変えないで性能向上を図れる裏メニューとしてオーバーホール時にお勧めのアイテムである。 

さらに最新のTDタービンホイールは9枚翼が主流となりつつある。TD025LL1とかTD03LL1など小型タービンホイールから採用され始めて最近では TD05HLL1 まで試作されてテストされている。今後のTDターボの進化から目が離せない。boost magic ではTD06HやTD05Hの11枚翼タービンホイールから9枚翼のTD025LL1など最新のTDターボを既に販売していますのでご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。